So-net無料ブログ作成
検索選択
木下牧子氏 ブログトップ
前の10件 | -

宮崎学園男声合唱団が歌った「おんがく」 [木下牧子氏]

木下牧子氏が作曲された「おんがく」の男声版演奏が、YouTubeに掲載されていた。
 ▼演奏はこちら
  おんがく 詩:まど・みちお 曲:木下牧子

下記は、録音を掲載された方による説明である。
 演奏:宮崎学園男声合唱団(高校・OB)
 演奏年月日:2010年3月14日(宮崎学園高校合唱団定期演奏会)
 混声四部合唱版を男声四部合唱として演奏

「宮崎学園の男声合唱団?」「おんがくに男声版があった?」と思ったが、高等学校の男声とOBによる構成、混声四部合唱版を男声四部合唱として演奏されたとのこと。
日本の高校合唱界では著名な宮崎学園高等学校合唱団は、[女声]と[混声]の2編成で活動されている。
前身の宮崎女子高等学校時代から脈々と継承されている鋭い子音の発声、深く濃い発声は顕在である。
指揮者である有川サチ子先生の指導力、素晴らしい!
 ●第1回全日本男声合唱フェスティバル in みやざき[交流会編]

「おんがく」は、数年前、岸信介氏指導による春日部市合唱講習会で歌う機会があった。
数多い木下作品の中でも、好きな曲の一曲である。
 ▼混声版による演奏はこちら
  無伴奏混声合唱曲「おんがく」 
  指揮:当間修一
  演奏:大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団

 ▼ソプラノ独唱による演奏はこちら
  歌曲「おんがく」
  演奏:野崎由美(ソプラノ)/小原孝(ピアノ)
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

男声合唱組曲「Enfance finie」初演演奏動画 [木下牧子氏]

木下牧子氏が作曲された男声合唱組曲「Enfance finie」~過ぎ去りし少年時代〜。
1987年[昭和62年]に初演されたが、その時の演奏動画が、初演団体である東京経済大学グリークラブによってYouTubeに掲載された。
ご自身の〈KINOSHITA Makiko Channel 〉(OfficeAsai)においても紹介されている。
 ▼〈KINOSHITA Makiko Channel 〉(OfficeAsai)はこちら
  (Choral Music : KINOSHITA Makiko)
 ▼作曲家・木下牧子 公式サイトはちら

男声合唱組曲「Enfance finie」~過ぎ去りし少年時代〜
 詩:三好達治 曲:木下牧子
 Enfance finie/物語/毀れた窓/乳母車

東京経済大学グリークラブ第30回記念定期演奏会
 日時:1987年[昭和62年]12月3日(木)
 会場:学習院創立百周年記念講堂
 指揮:関屋晋
 ピアノ:山下晶
 演奏:東京経済大学グリークラブ
▼1. Enfance finie はこちら
▼2. 物語 はこちら
▼3. 毀れた窓 はこちら
▼4. 乳母車 はこちら

初演後27年が経過しているが、全く色褪せていないと感じる。
木下作品の特徴的な所は、(勝手ながら)親しみやすく、歌いやすく、聞きやすい耳心地が良いメロディ。
決してJ−Pop的なチャラチャラした軽い音の組合せではないメロディ。
和声の合わせは難しいが、都会的で繊細な和声とピアノ伴奏(美しい!)、そこから骨太な音が鳴り響く。
初期の作品である「Enfance finie」は、すでに【木下節】が満載の楽曲である。

終曲「乳母車」の演奏後、大きな拍手とアンコールがかかる中[5分30秒辺りから]、指揮の関屋氏から招かれて木下氏がステージに登壇し、関屋氏と握手する姿が映されている。
お二人共、若かりしお姿だ。

この時に生まれた縁が現在でも繋がり、東京経済大学グリークラブは、男声合唱のための10のメルヘン《愛する歌》の男声版を委嘱初演した。  
 ▼男声合唱のための10のメルヘン《愛する歌》[男声版]はこちら
  詩:やなせたかし 曲:木下牧子
  指揮:清水敬一
  ピアノ:前田勝則
 ●東京経済大学グリークラブ第56回定期演奏会のご案内

[2014.11.5追記]
東京経済大学グリークラブ第57回定期演奏会
日時:2014年12月6日(土) 開場13:30/開演14:00
会場:小金井市民交流センター大ホール(武蔵小金井駅南口徒歩1分)
指揮:清水敬一(常任指揮者)
ピアノ:前田勝則
曲目
 男声合唱組曲「Enfance finie」再演
 ●10人の現役学生と50人のOBとの共演(うち「Enfance finie」初演メンバー20人)
▼東京経済大学グリークラブHPはこちら

「Enfance finie」を久しぶりに鑑賞して、木下作品を歌いたくなった今日この頃。
これまで、沢山の曲を歌う機会を得て幸せであった。
「老いたきつね」、良かったなあ.....
 ●男声合唱団音空[2007年(平成19年)](指揮:窪田卓)
  虹
 ●Vive la Compagnie[2010年(平成22年)](指揮:小髙秀一)
  男声合唱組曲「光る刻」〜もぐら/老いたきつね
 ●男声あんさんぶるポパイ[2011年(平成23年)](指揮:行木友一)
  虹/鴎/祝福/夢みたものは/ロマンチストの豚/サッカーによせて
 ●春日部市合唱講習会(指揮:岸信介)
  おんがく(混声)

近い将来、混声合唱曲「そのひとがうたうとき」(詩:谷川俊太郎)が歌える日を願って!
▼参考音源はこちら(演奏:東京大学柏葉会合唱団)
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

まど・みちおさんの「おんがく」 [木下牧子氏]

詩人のまど・みちおさんが、先月2月28日に亡くなられた。
享年104歳。
まど・みちおさんの詩で真っ先に思い浮かべるのは、
 童謡では 「ぞうさん」(曲:團伊玖磨)
      「一年生になったら」(曲:山本直純)
 合唱曲では「おんがく」(曲:木下牧子)
      「うたをうたうとき」(曲:信長貴富)
      「うたをうたうとき」(曲:木下牧子)
である。
これ以外の作品はほとんど存じ上げていないが、3作品共通していることは、判りやすい平易な言葉が連なり、人や物事に対して、ユーモアと優しさの視点が満載である。

木下牧子氏がご自身のTwitter[3月1日及び3月2日付け]に、まど・みちおさんへの追悼という形で、自作の「おんがく」の演奏音源を掲載された。
 ▼木下牧子氏のTwitterはこちら

▼アカペラ混声合唱のための「おんがく」 
 詩:まど・みちお 曲:木下牧子
 指揮:当間修一
 演奏:大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団
 

木下氏は、まど・みちお全詩集の中で最も好きな詩が「おんがく」であること、これまで数多くの合唱団に演奏されたが、ご自身が聴かれた演奏録音の中で上記の演奏が最も美しい演奏であると話されている。
演奏録音に関しては、私も同じ感想である。

▼「おんがく」の詩はこちら
  [暗譜への一歩−まどみちお存在するってなんて素晴らしいんだろう2]

−余談−
以前、春日部市合唱講習会において、岸信介氏の指揮で「おんがく」を歌う機会があった。
「おんがく」は、聴くのと歌うのでは大変な違いがある難曲であったことを強く記憶している。
歌う機会がもう一度あったら、是非歌いたいと思っている。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

男声合唱による10のメルヘン《愛する歌》 [木下牧子氏]

木下牧子氏が作曲された 男声合唱による10のメルヘン《愛する歌》 が初演された。
 
男声合唱による10のメルヘン《愛する歌》
 詩:やなせたかし 曲:木下牧子
 [東京経済大学グリークラブ 2013年度委嘱作品]
東京経済大学グリークラブ第56回定期演奏会
 日時:2013年11月9日(土)
 会場:武蔵野市民文化会館(ARTE)小ホール
 指揮:清水敬一
 ピアノ:前田勝則
 演奏:東京経済大学グリークラブ

全曲の演奏動画は、下記の通り。
 1)ひばり
 2)ロマンチストの豚
 3)海と涙と私と
 4)きんいろの太陽がもえる朝に
 5)地球の仲間
 6)雪の街
 7)ユレル
 8)さびしいカシの木
 9)犬が自分のしっぽをみて歌う歌
 10)誰かがちいさなベルをおす

《メルヘン=空想的=おとぎ話》
何とも耳心地良くて、優しくて、柔らかくて、軽快で、時に切ない旋律が続く。
そして、ちょっとお茶目で、かつ都会的なお洒落な雰囲気を醸し出している。
やなせたかし氏の詩から容易にイメージが湧き、作風全体に反映されたのであろう。
その上、男声の特性を活かした《骨太の和声》が構成されている。
バラエティ豊かで、曲集の表題通り、愛おしい曲ばかりだ!
勝手な予想と期待であるが、この組曲は、今後多くの男声合唱団で選曲されるであろう。

▼アンコールはこちら
 サッカーによせて 詩:谷川俊太郎 曲:木下牧子 
  指揮:清水敬一 ピアノ:前田勝則
 夢みたものは   詩:立原道造 曲:木下牧子
  指揮:大堀真[平成元年卒OB]
 いまはそのとき  詩:川崎洋 曲:新実徳英
  指揮:原田拓[学生指揮者]

▼《いまはそのとき》はこちら
  [東京経済大学グリークラブ クラブソング 創立30周年記念委嘱作品]
 ●東京経済大学グリークラブ第56回定期演奏会のご案内

演奏会当日は第13回東京男声合唱フェスティバルが開催されたが、いらか会合唱団のメンバー数名は、出番を終えた後、演奏会会場に駆け付けた。
私は、いらか会へ出演後、引き続いて「音空」と「トンペイ・メモリアルズ13」に出演しなければならなかったため、残念ながら聴きに伺えなかった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

木下牧子氏を招いた合唱講習会[川越市合唱講習会] [木下牧子氏]

川越市合唱連盟主催による第27回合唱講習会が、下記の通り開催される。
今年度の講師は、作曲家の木下牧子氏である。
昨年度は、作曲家の鈴木輝昭氏を招聘した。
 ●鈴木輝昭氏を招いた合唱講習会

第27回合唱講習会
 主催:川越市合唱連盟
 日時:平成25年2月8日(土) 開演/14:00
 会場:川越市市民会館やまぶき会館ホール(JR川越線・東武東上線川越駅東口下車)
 受講料:一般1,000円/高校生500円/児童200円
     全体演奏用ピース楽譜代:250円
 講義内容:モデル合唱団による講習
 モデル合唱団:川越高校音楽部[男声]/川越牧声会[混声]
 全体合唱:混声合唱曲集「地平線のかなたへ」 〜春に[混声三部]
 問合せ先:川越市合唱連盟事務局 049-231-6248
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

【木下牧子・個展】のご案内 [木下牧子氏]

合唱指揮者、バリトン歌手として活躍中の黒川和伸氏が、【木下牧子・個展】を企画された。
現代邦人作曲家・個展シリーズで、千原英喜氏に続く第2弾である。

project supernova
現代邦人作曲家・個展シリーズvol.4 
【木下牧子・個展】
 日時:2013年5月4日(土) 時間未定
 会場:アミュゼ柏 クリスタルホール[400席]
 ゲスト:木下牧子
 構成内容
 [第一部]歌曲の世界
 [第二部]合唱の世界
  ・出演団体は現在調整中
  ・公募合唱団は参加者募集中
   曲目:混声合唱組曲「方舟」〜2. 木馬/4. 方舟
    指揮:黒川和伸
    ピアノ:名倉扶季

詳細な内容が判り次第、順次ご紹介させていただく。
 ▼黒川和伸氏のfacebookはこちら/Twitterはこちら
 ▼project supernovaのTwitterはこちら

 ●【千原英喜・個展】
 ●「千原英喜歌曲集・全曲演奏会」~黒川和伸・バリトンリサイタル~
 ●合唱フェスティバル2012 〜千原英喜先生をお招きして〜
 ●「千原英喜・歌曲の夕べ」〜黒川和伸・バリトンリサイタル〜のご案内(再び)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

鴎[男声版]が出版される! [木下牧子氏]

木下牧子氏が作曲された「鴎」(詩:三好達治)の[男声版]が、カワイ出版から2012年7月の新刊として、いよいよ出版される!
 ▼カワイ出版の楽譜最新ニュースはこちら

「鴎」の混声版は、混声合唱団の定番曲かつ愛唱曲として、多くの合唱団によって歌い継がれている作品。
宴会でも好んで歌われている楽曲であり、私も過去に混声版を飲み会で歌った経験がある位、日本の合唱界に広く浸透している名曲である。
 ●第23回TVEC結果[H20/2/3]
 
男声合唱愛好者や男声合唱団から長年待望されていた[男声版]が出版されることは、素直に嬉しい。
「鴎」[男声版]は、男声合唱プロジェクトYARO会第3回ジョイントコンサート[平成20年12月27日(土)]のアンコール曲として選曲した。
YARO会の団内指揮者が木下牧子氏と交流があって、演奏許諾をいただき、ご丁寧に男声版楽譜を頂戴し演奏させていただいた。
その当時、男声版を演奏したのはYARO会を含めて数団体だったと記憶している。
演奏後、「鴎」の男声版を歌いたい!、どうしたら楽譜が入手できるのか?といった問合せが、YARO会事務局へ数件あったので、影響力はあったのだと思われる。
YARO会の構成団体ということで、ポパイでも昨年の第5回演奏会にて「木下牧子アカペラ作品集」として選曲させていただいた次第だ。
 ●男声あんさんぶるポパイ第5回演奏会
 
実に親しみやすく、聴きやすい主旋律が印象的だが、演奏する側としては和声が難しく、なかなかきちんとハモらない難曲でもある。

[男声版]
 男声合唱プロジェクトYARO会第3回ジョイントコンサート
 日時:平成20年12月27日(土)
 会場:埼玉会館大ホール
 演奏:男声合唱プロジェクトYARO会(82名)
 【アンコール2曲目】
 

「夢みたものは」(詩:立原道造)[男声版]も併せて出版されるとのこと。
ご存知の通り、こちらは既に出版されていて、多くの男声合唱団に選曲されている。
 ▼リーダーシャッツ21[男声合唱篇](カワイ出版)はこちら

夢みたものは[男声版]
 男声合唱プロジェクトYARO会第2回ジョイントコンサート
 日時:平成17年12月11日(日)
 会場:埼玉会館大ホール
 演奏:男声合唱プロジェクトYARO会(78名)
 【アンコール2曲目】
 

夢みたものは[男声版]
 男声合唱団SINGERSなも第16回定期演奏会
 演奏:男声合唱団SINGERSなも
 日時:平成18年11月11日(土)
 会場:しらかわホール
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

オーケストラ・プロジェクト2010 [木下牧子氏]

10/20(水)、オーケストラ・プロジェクト2010−感性と理論の現在形−と題した演奏会を鑑賞した。
会場は、東京芸術劇場大ホール[1,999席]
平日の夜にもかかわらず、6〜7割程度の観客が来場されて盛会であった。
作曲家:木下牧子氏から招待券を受けた方に丁重にお誘いを受け、コール・グランツ:K氏と共に鑑賞した。
会場内で佐藤 眞氏(作曲家)、新実徳英氏(作曲家)、古橋富士夫氏(指揮者)等をお見かけした。

オーケストラ・プロジェクト2010の概要−(プログラム内の挨拶文から一部引用)
  オーケストラ作品の創作と発表のための運動を展開するという共通の目的意識を持って
 集まった作曲家グループ「オーケストラ・プロジェクト」が、1979年に第1回公演を開催
 し、今回第25回目の公演となる。
 管弦楽は、第7回[1990年]から東京交響楽団が担当。
 【これまで演奏された主な作曲家】
  西村朗、新実徳英、三枝成彰、服部公一、池辺晋一郎、遠藤雅夫、柳田孝義、
  田中利光、山内雅広、中川俊郎 等(敬称略)

  IMG1.jpg
 演目
  1)木下牧子:「呼吸する大地」オーケストラのための[初演]
   ▶木下牧子氏のブログはこちら
  2)山内雅弘:「宙の形象」ピアノとオーケストラのための[初演]
          (ソロピアノ:石橋史生/オーケストラピアノ:前田勝則)
  3)土居克行:「ザ・ブルー…」オーケストラのための[初演]
  4)柳田孝義:「オーロラの彼方から…」オーケストラのための[初演]
          英詩朗読:拝仙マイケル
 指揮:十束尚宏 管弦楽:東京交響楽団

木下牧子氏の「呼吸する大地」(演奏時間:約20分強)
静寂な導入部で始まり、壮大な地球の小さな命が誕生する過程なのか、地球の息吹を感じとることができた。
情景描写がスムーズに想像でき、情景ごとに多彩な色彩が散りばめられていて、メリハリも効いている。
全体を通じて【骨太】で、難解ではなく、特殊楽器を使用せず、気を衒わない作風に感心した。
終始調性が明るいことも親近感が湧き、曲に共感できたことが最大の収穫であった。
同席した方々も口を揃えて、「この曲、良いよね〜」と高評価であった。
オーケストラの音を久しぶりに聴いたが、やはりオーケストラは良い!

私にとっての現代曲は(あくまでも私の主観であるので、ご了承願いたい)
  耳を覆いたくなる/頭を抱えたくなる/心が不快になる/心地良くない/
  何を表現したいのか凡人には理解困難/特殊奏法を多様、特殊楽器(主に打楽器)を
  ほんの少しずつ使用し、使用楽器の一貫性があまり感じられない/
  特殊奏法、特殊楽器で何を表現したいのかわかりづらい/
  全体的にはったりが強く、聴き手を驚かす音楽観 等
であると未だ偏見を持っているので、この楽曲を聴くことができて安心した。

2曲目終了後の休憩時間に、木下牧子氏にご挨拶をした。
といっても、私は誘っていただいた方の隣りにいて、だた会釈をしただけであったが。
木下氏の周囲を多数の関係者が取り囲み、挨拶するまで時間を要したが、ご挨拶できて今回の任務!?は無事終了。
咳が止まらず、体調が今一つであったので、後半の2曲は鑑賞せず会場を後にした。

初めて聴いた木下作品は、1982年全日本吹奏楽コンクール課題曲「序奏とアレグロ」である。
当時高校2年生で吹奏楽を始めて2年目、聴き慣れた管弦楽曲や初めて聴く吹奏楽曲を演奏する日々に一喜一憂していて、吹奏楽にどっぷりとハマっていた私。
「序奏とアレグロ」の(当時の私には)斬新なリズムと和声等に、強烈に惹き付けられた。
終盤の全楽器によるユニゾンフレーズを、今でも覚えている。
演奏する上で相当な技量を要するため、当時の吹奏楽部は無難なマーチ[サンライズ・マーチ/曲:岩河三郎]を選曲したが、「序奏とアレグロ」に挑戦したい気持ちが強かったことを記憶している。
 ▶サンライズ・マーチの音源はこちら
結果は、地区大会で金賞受賞し、県大会本選に出場することができたが、関東支部大会(現在は西関東/東関東の2ブロック)出場まで、あと2歩位の評価であった。
吹奏楽が懐かしいなあ。

▶演奏:神奈川県神奈川大学吹奏楽部 指揮:小澤俊朗 金賞
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

拉縴人男聲合唱團[Taipei Male Choir]東京公演 [木下牧子氏]

7/29(水)、杉並公会堂大ホールで開催された拉縴人男聲合唱團[Taipei Male Choir]東京公演を鑑賞した。
ポパイ:O氏とN君、メンネルA.E.C.のN氏、O氏、A氏、東北大学男声合唱団OB:K氏、東京大学コールアカデミーOB:W氏とご一緒する。
ロビーにて、松原混声合唱団のN氏[東京都合唱連盟副理事長/全日本合唱連盟常務理事]にお会いし、ご挨拶ができた。
 ●拉縴人男聲合唱團の紹介
  
 

 ▶木下牧子氏、聶焱庠氏、三好草平氏の交流
  作曲家・木下牧子の日々 2007/11/13 会食

−1ステージ− 拉縴人男聲合唱團 指揮:聶焱庠
 If Ye Love Me  曲:Thomas Tallis
 Sicut Cervus  曲:G. P. da Palestrina
 All that Hath Life & Breath Praise Ye the Lord  曲:René Clausen
 ・1曲目の入りの音を聴いた瞬間に、鳥肌が立った。
 ・柔らかい音色と破綻がない和声、ダイナミクスレンジ、アンサンブル、抑揚が実に巧い。
 ・彼らにとって得意なジャンルであろうと容易に想像できる。

−3ステージ− 拉縴人男聲合唱團 指揮:聶焱庠
 男声合唱組曲「地平線のかなたへ」より  詩:谷川俊太郎 曲:木下牧子
  サッカーによせて/二十億光年の孤独/ネロー 愛された小さな犬に
 男声合唱組曲「新しい歌」より「きみ歌えよ」  詩:谷川俊太郎 曲:信長貴富  
 赤とんぼ  詩:三木露風 曲:山田耕筰 編:信長貴富
 ・木下作品、信長作品共に、爽やかに若々しくかっこ良く/表現している。
 ・日本語歌詞発音の違和感は、殆ど感じない。
 ・彼らの年齢層(20歳代)に合う曲調、和声、歌詞であることが相乗効果を得ている。
 ・会場には木下牧子氏がいらしていて、大きな拍手を寄せていた。

−4ステージ− 拉縴人男聲合唱團 指揮:聶焱庠
 Dálvi duoddar luohti  曲:Seppo Paakkunainen
 To ~ Music, When Soft Voices Die  曲:林明杰
 Ave Maria 曲:林明杰
 津軽じょんがら節  青森県民謡/曲:松下 耕
  Dálvi duoddar luohti(冬山のヨイク:ラップランド民謡)
  ・ヘルシンキ大学男声合唱団、なにわコラリアーズとは違ったサウンドであったが、
  ・器楽的な和声や倍音唱法が響き、ホーミー歌唱?も十分に聴こえた。
  Ave Maria
  ・現代的で軽快な曲調で、ノリが良い。
  ・松下 耕氏のAve Regina Coelorumに良く似た楽曲だなあと感じた。
  ・個人的にはJazz調にした楽曲よりも、こちらを歌いたいかなあ。
  津軽じょんがら節
  ・体に押し寄せてくる声量や迫力はないが、実に端正な演奏。

−6ステージ− 拉縴人男聲合唱團 指揮:聶焱庠
 一隻鳥仔 A Crying Bird  嘉義民謠/編:曾興魁
 等你到天明 Waiting for You until Dawn  新疆哈薩克民謠/編:瞿希賢
 聖母頌  詩・曲:梁弘志/編:黃世雄
 鳳陽花鼓 Fung Yang kuh lai  安徽民謠/編:馬文
 ・彼らならでは!のレパートリーで、魅力的な楽曲が続く。
 ・初めて聴いた曲ばかりであるが、どの曲も飽きずに聴け、心に届く曲ばかり。
  等你到天明
 ・ウィグル族自治区に暮らすハザク族の民謡、美しい旋律が印象的。

[賛助出演団体]
 Canto di Alauda[女声/埼玉県] 指揮:三好草平
 舞の歌  沖縄民謡/曲:中村 透
 天烏烏  台湾民謡/編:蔡昱姍
 花色カメレオン  詩:工藤直子 曲:松下 耕
 鳥  詩:川崎 洋/曲:松下 耕
 ・確実にレベルアップしていて、和声の破綻が少なく、良くはもっている。
 ・声は以前と比較すると太く響くようになり、輪郭が明確になってきている。
 ・Altの響きを重視している演奏スタイルに好感が持てる。
 ・後半、Sopが疲れてきたかな?
 ・若い力は凄いなあ〜、若者の成長が、実に嬉しい。
 ・三好君、大変お疲れさまでした。そして、演奏会のご案内、ありがとう。

 合唱団お江戸コラリアーず[男声/東京都] 指揮:山脇卓也
 Hymn  曲:Jean Sibelius
 「合唱のためのコンポジション第6番」より II   曲:間宮芳生
 Choral Cepstram of Yidaki for male chorus  曲:池畑光浩
 虹 詞・曲:森山直太朗/御徒町凧 編:信長貴富
 ・全体を通じて、健闘されていた演奏であったと素直に思う。
  Hymn
  ・北欧曲を得意とする団のサウンドに合っている。
  ・歌い手の体力を要し、難易度が高い楽曲だなあ。
  コンポ6番
  ・予想していた以上に上級で、ユニゾンが見事(鳴りが良い)
 開場後、数名の団員がスーツ姿で衣装ケースを手に、汗を拭いながら早歩きで会場入りした姿を拝見し、同じサラリーマンの身として同情し、頑張れ!と心の中で呟いてしまった。

▶やや興奮ぎみなコメント一覧
予想以上、期待以上に素晴らしい音楽!
とにかく柔らかな声、共鳴し合う声、各メンバーが70〜80%の声量しか出さず、他パート
 の音を聴き集中し、そこに自分の声を確実に溶かしている。
・若者にありがちな硬質なサウンドではない。
・メンバー一人一人の協調性耳の感度が非常に高い。
・当たり前であるが、【俺が俺が】【俺の声を聴け】【俺の声、いい声だろう】的な要素は微
 塵も感じない。
・そして、破綻がない和声、正確な音程維持、深い[U]母音など。
・知的、繊細、透明、荘厳なサウンドを放ち=音の純度が高い、ヨーロッパの教会で聴いて
 いるような感覚を抱く。
・北欧合唱団に特徴的な(FF以上)金属的でキーン!としたテノール、土管のようなズドーン!
 としたベースではなく、FF以上の大声量はないが、柔らかな音楽観に、うっとりとしてため
 息が出る。<何故、そのような柔らかサウンドが表現維持できるんだ!>
・終始耳が疲れない、耳に届く音色が心地良いのだ。
・英語が流暢のようで、英語歌詞が[Native]のような発音で、しっかりと聴き取れる。
・ソリスト全員の歌唱テクニカルが高い(音楽大学出身であろうなあ)
・上級レベルの男声合唱団が、隣国の台湾で活躍していることを初めて知り、大変驚いた。

CD「Brilliant Journey」を購入した。
17曲入りで、別冊でボーナスCD(3曲)も付いて2,000円という安価。
Poulencの「アッシジ」、Brucknerの「Ave Maria」、Mendelssohnの「Beati Mortui」他、そして興味を示したのが、E. Elgarの「Five Unaccompanied Part-songs For TTBB Op.45 From The Greek Anthology」が収録されている。

聴きに伺って、本当に良かったと思える演奏会であった。
情報収集のアンテナ(最近少し錆び付いてきたが)を張っていて良かった。
残念ながら、観客が少なかったことが少し気になったが。

終演後、駅前のホルモン焼き屋に直行し、暫し演奏会の批評=もちろん高評価!、合唱談義に話が湧く。
演奏会の余韻とアルコールの酔いに浸り、心が満たされた宵の一時であった。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

拉縴人男聲合唱團−Taipei Male Choir−東京公演のご案内 [木下牧子氏]

7/29(水)、杉並公会堂にて拉縴人男聲合唱團−Taipei Male Choir−東京公演が開催される。
合唱団お江戸コラリアーず(男声/東京/指揮:山脇卓也氏)、Canto di Alauda(女声/埼玉/指揮:三好草平氏)も出演予定。
人との出会い、交流と繋がり、そして海外合唱団との響演という企画が、素直に羨ましい。
歌い手として、そしてマネジャーとして、自分は今後どういった方向性を意識して、合唱音楽を楽しんでいくか.....
焦りはないが、羨望の気持ちが沸き上がる。
 ▶演奏会宣伝HP
  http://chorusnews.net/TMC/concert.html
 
 ▶拉縴人男聲合唱團HP
  http://www.taipeimalechoir.net.tw/main/index.php
  素晴らしい実績(コンクール入賞等)を積んでいる実力派団体。
  英語版がなく中国語による表記であるため、ほとんど内容が解らず状態で残念。
  なにわコラリアーズの台湾公演にて、ジョイント演奏会(10/17)を企画している
  ことだけは、理解できた。

Canto di Alaudaは、色々と気遣っていただいている三好氏が率いる若手実力派合唱団。
難曲『花色カメレオン』(作曲:松下 耕)をどのように歌い込んでくるか、実に楽しみだ。
拉縴人男聲合唱團の『Dálvi duoddar luohti』(作曲:S. Paakkunainen)も興味あり。
 ▶作曲家・木下牧子の日々 2007/11/13 会食
  http://white.ap.teacup.com/applet/hebitoli/msgcate2/archive?b=75
 こちらの記事に掲載された方(左)が、拉縴人男聲合唱團の指揮者であろうか。
 台湾の大学院を受験するにあたり、『Enfance Finie』(作曲:木下牧子)に関する修士入学論文を作成したとのこと。
 今回の東京公演で『地平線のかなたへ』を選曲した意図が解る。

さて、演奏会に伺えるかどうかが問題だ。
翌日7/30(木)、島津亜矢コンサートが控えていることもあり.....
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
前の10件 | - 木下牧子氏 ブログトップ