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合唱フェスティバル2012 〜千原英喜先生をお招きして〜 [千原英喜氏]

5/26(土)、合唱フェスティバル2012〜千原英喜先生をお招きして〜に、合唱団「椋の音~kuranone~」として参加した。
 ●合唱団「椋の音〜kuranone〜」が正式に発足!
会場は、千葉市美浜文化ホール・メインホール[354席]

▼曲目:宮沢賢治の最後の手紙 朗読とユニゾンによる 詩:宮沢賢治 曲:千原英喜
▼指揮:嵯峨秀夫氏
▼伴奏:千原英喜氏
▼朗読:私
▼参加者:Sop7/Alt7/Ten9/Bass5 計28名
主催者で総合プロデューサーの黒川和伸氏(Bass)にもご参加いただいた。

09:40 会場入り/受付
10:30 メンバー集合
11:15 ホール玄関先で、千原英喜先生をお出迎え
11:29 リハーサル[13分間]
−リハーサル風景写真−
 chiharafes400.jpg 
▼嵯峨秀夫の部屋はこちら[千原フェス!]

・指揮者の嵯峨氏と挨拶を交わした後、千原先生から、
 「私はあまり指揮を見ないで、勝手に弾いてしまうんですよ。」
 「今日はコンタクトレンズの調子が悪くて..... 」
 当初から予想していた発言だったので?(失礼!)、嵯峨氏と私は特に驚きはなかった。
・リハーサルが始まって、メンバー一同が唖然とした。
 ジャジーな伴奏、短く弾かれた音が多々あり、一瞬演奏が止まったのか?、アドリブも少々加わり、一同が戸惑う。
・1回だけ通し、少し不安な箇所をおさらいしてリハーサルは終了。
・立ちながらの朗読は、スタンドマイクとの距離感を一定に保つのが難しい上、緊張性ゆえ、足が震えてしまいまずい状況。
 本番は椅子に座り、ピンマイクを付けることにした。
 先生から、
 「語りが少し硬かったかなあ。でも心を込めて語れば大丈夫!」との感想をいただく。

宮沢賢治の最後の手紙
 独唱:黒川和伸 ピアノ:千原英喜 朗読:大津康平 
 

宮沢賢治の最後の手紙
 演奏:パナソニック合唱団 指揮:本城正博 ピアノ:平林知子 朗読:道浦俊彦
 

12:30 [第1部]NHK学校音楽コンクール課題曲講習会(高等学校の部)
 モデル合唱団:千葉県立幕張総合高校合唱団 
 指揮:山宮篤子氏
 講師:千原英喜氏
 曲目:「明日へ続く道」「もう一度」 詩:星野富弘 曲:千原英喜
・歌い込み十分な出来で、既に曲が完成している感を抱いた。
 指摘することはあまりないように感じたが、千原先生も同様のことを話されていた。
 流石、全国大会出場レベルの上級合唱団である。
 千原先生の指示に的確に応え、音色と歌い方を変えてくる能力(理解力と柔軟性)に感嘆!
 ▼当日の指導内容はこちら[演奏上のヒント]
 ▼Nコン2012内の千原先生からの「曲の解釈・演奏上の参考」はこちら

14:40 [第2部]千原フェス! All 千原英喜作品
 1)和の会女声合唱団[女声]
   ●女声合唱とピアノのための組曲「みやこわすれ」〜Ⅱ. はっか草
    詩:野呂昶
 2)日本総研グリークラブ[混声]
   ●混声合唱組曲「月天子」〜
    Ⅱ. 敗れし少年の歌へる Ⅳ. 東の雲ははやくも密のいろに燃え
    詩:宮沢賢治
 3)合唱団羅面琴[混声]
   ●混声合唱のための「どちりなきりしたん」〜Ⅱ 
   ●文語詩稿<祭日> 混声合唱とチェロ、ピアノ、パーカッションのために
    詩:宮沢賢治
 4)Bella Notte[混声]
   ●混声合唱とピアノのための組曲「雨ニモマケズ」〜Ⅰ. 告別(1)
    詩:宮沢賢治
 5)Koris Bumbieri[混声]
   ●古の君へ 詩:平元慎一郎・坂口愛美
 6)Ensemble Poggio[混声]
   ●混声合唱とピアノのための組曲「雨ニモマケズ」〜Ⅱ. 野の師父
    詩:宮沢賢治
 7)Chiba college ladies' choir mille foglie[女声]
   ●志都歌 古代歌謡による女声合唱のために
 8)合唱団amore[混声]
   ●混声合唱のための「天草雅歌〈第一集〉」〜Ⅳ. ほのかなる蝋の火に
    詩:北原白秋
16:00 本番演奏
 9)合唱団「椋の音~kuranone~」[混声]

千原先生は、客席から舞台に上がるなり「トイレに行って来ます!」との言葉を残し、ステージ裏に移動。
「えっ〜!?」と思いながらも、私が合唱団紹介を終える頃、丁度良いタイミングでステージに戻られた。
亡くなった椋木公洋君の紹介、「宮沢賢治の最後の手紙」と椋木君の接点をお話いただく。
 ●椋木公洋氏が亡くなりました
椋木君は、混声合唱のための「コスミック・エレジー」〜Ⅱ. 鬼女(詩:草野心平 曲:千原英喜)を初演した。
 ●初演演奏:2009年11月/第62回全日本合唱コンクール全国大会大学部門(札幌市)
 ●演奏団体:立正大学グリークラブ

さて、いよいよ本番。
順調に中盤まで歌った所で、(打合せなし)即興で弾かれたドヴォルザークの「交響曲第9番《新世界より》第2楽章のメロディ。
弾きながら、指揮者の嵯峨氏に対して「待て!」のハンドサイン(1回目)、「もう少し待て!」のハンドサイン(2回目)、更にアイコンタクト..... 
目の前の光景に、緊張が走った私。
驚きながらも、そのメロディを聴きながら、ふと会場内を見渡した。
椋木君が聴きに来ているかなと思い..... 
急に感傷的になってしまったのだ.....
ここで泣いたらステージが台無しになってしまうと思い、必死に堪えた次第だ。
最終箇所もアドリブが奏でられ、最後のセリフをどのタイミングで喋るか悩んだが、「よし! ここだ!」と思い立ち、語って終了。
あっと言う間に、「7分間」が過ぎた.....
肝心の演奏は、椋木君への哀悼の念と「気」が伝わった熱演だったと自負している。
朗読は、大きな失敗なしに何とか語れたかなあと思っている。

宮沢賢治の最後の手紙 
 演奏:合唱団「椋の音~kuranone~」
 指揮:嵯峨秀夫 ピアノ:千原英喜 朗読:私
 
 ●「宮沢賢治の最後の手紙」の演奏録音

演奏終了後、楽屋口にて先生から、
 「ドヴォルザークの新世界、第2楽章を弾いてしまいました。」
 「第2楽章のメロディは、宮沢賢治の【銀河鉄道の夜】で紹介されていますからね〜」
 「椋木君は【星めぐりの歌】なんかも好きかなあと思いまして。」
先生の優しい心遣いに、心から感銘を受けた。

▼Symphony No. 9 "From the New World"−2nd movement 曲:Antonín Dvořák
 指揮:Herbert von Karajan
 演奏:Wiener Philharmoniker
 

遠き山に日は落ちて 演奏:杉並児童合唱団
 

ドヴォルザークの「交響曲第9番《新世界より》第2楽章は、日本では「家路」の題名で親しまれてる。
日本語歌詞は、〜遠き山に日は落ちて〜。
宮沢賢治は、この叙情的でどこか懐かしいメロディに「種山ヶ原」という詞を付けている。

種山ヶ原(交響曲第9番《新世界より》第2楽章の旋律で) 歌詞:宮沢賢治 
 
 春はまだきの朱(あけ)雲を
 アルペン農の汗に燃し
 縄と菩提樹皮(マダカ)にうちよそひ
 風とひかりにちかひせり。
  四月は風のかぐはしく
  雲かげ原を超えくれば
  雪融けの草をわたる。

 繞(めぐ)る八谷に劈靂(へきれき)の
 いしぶみしげきおのづから
 種山ヶ原に燃ゆる火の
 なかばは雲に鎖(とざ)さるゝ。
  四月は風のかぐはしく
  雲かげ原を超えくれば
  雪融けの草をわたる。

亡くなった椋木君からの強い推薦で、私は合唱団「椋の音~kuranone~」の団長職と朗読役を務めた。
勝手ながら、結果として椋木君への良い供養になったかなあと思っている。

総合プロデューサーの黒川和伸氏、そしてスタッフの皆様、大変お世話になりました。
皆さんのお気遣いに感謝しております。
本当にありがとうございました。

−有志による懇親会後(写真は嵯峨氏提供)−
 chiharafes懇親会後.jpg 
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